トップの意見に盲目的に従う集団ではなく、それぞれが自らの意見をもっている
時にぶつかり合いながらも、互いが強い信頼関係で結ばれている
組織の成長に向けて、変化を創り出し前進させることができる
「イノベーティブな風土と役員間のコミュニケーション」
実際に弊社のリサーチにおいても、
役員間の行動や関係性が組織の行動や関係性に大きく影響する、という結果が出ています。

このリサーチでは、経営チームのコミュニケーションと、現場の部門間シナジーに高い相関関係(相関係数0.85)があることが示されています。役員そして、役員陣の言動に、社員は大きく影響を受ける、ということも、私達が企業組織において感じる実感ではないでしょうか。
厄介な問題の一例
経営チームは組織に大きな影響を与えますが、強い経営チームをつくることは、言葉でいうほど簡単なことではありません。
なぜならそこには「厄介な問題」と言われる、以下のような問題が立ちはだかるからです。
- 会長と社長の対立
- 抜擢された年若い社長と、
年上の役員陣の関係性 - 役員同士は領空侵犯せず、
お互い連携しない - どの役員の管轄なのか
不明瞭な担当領域がある - 組織の方向性が示されていない
- 役員が現場に伝わる言葉で
方向性を話せない - 合併後も、前の会社の役員同士で
集まってしまい、距離が縮まらない
「厄介な問題」には、正解がありません。しかし、放置しておけば、組織パフォーマンスに大きく影響する問題です。経営チームがより機能するためにも、役員陣全員で「厄介な問題」を乗り越えていく必要があります。
私たちは、エグゼクティブ・コーチングを通じて、クライアントのみなさまとともに強い経営チームをつくるお手伝いをしています。