組織の輪郭を明らかに
コーチ・エィの提供する『リンカク/Link arc』は、組織内の「関わり」を可視化する
組織ネットワーク分析(ONA: Organizational Network Analysis※)サービスです。
コーチングをはじめとする組織変革・組織開発施策の導入前の課題検討や、
導入後の成果の確認ツールとしてご活用いただくことができます。
『リンカク/Link arc』では、ネットワーク理論に基づく分析ツール「Polinode(ポリノード)」を用いて、
最大30,000人規模の組織を対象に、異なる切口で様々なネットワーク図の提供が可能です。
※ ONAについては、こちらをご確認ください。
特徴
- ネットワーク理論に基づく
分析ツール「Polinode」を利用
- Active・Passive両方の
データソースに対応
- 最大30,000人規模の
組織に対応
- 50種類のさまざまなタイプの
ネットワーク図の提供が可能
- 特定の部署のデータや、
部署間のコラボレーション
スコアの数値化が可能
- ONAにおける代表的な
ロールの特定(Connector, Brokerなど)
- 組織内の「橋渡し」や
「中心人物」の特定
リンカクで解決する、あなたの課題
組織内の関わりを可視化することで、組織再編、部門間連携、新入社員のオンボーディング、離職リスクの早期発見などの施策をより効果的に実施することができます。また、コーチ・エィのコーチングと組み合わせて利用することで、より効果的な事業戦略や人事戦略の立案等が可能になります(リンカク/Link arcのみのご活用も可能です)。
- サイロを壊して
部門間連携を促進
したい
- イノベーションを
生み出す組織体質に
変えたい
- 次世代リーダーを
特定したい
- 特定の人への過負荷(バーンアウト)を
早期発見したい
- 離職率を下げたい
Linc arc/リンカクではサーベイや社内のコミュニケーションデータをさまざまな角度で分析することが可能です。
-
次世代リーダーとして
有力な人物の特定
-
会社内のキャリアサポーターの
特定
-
組織の目標達成に
重要な人物のネットワーク図
-
特定の人物が誰に
選ばれているかをフォーカス
コーチ・エィが リンカク/Link arc を提供する理由
コーチ・エィでは「組織内の関係性は、その組織にとって重要な資産である」という哲学のもと、関係性にフォーカスしたコーチングを提供しています。その資産をより豊かにすることは、組織の成長にとって大切なミッションといえるでしょう。
リンカク/Link arcを活用し組織内の関係性を可視化することは、ビジョンの実現に向けて、ブラインドスポットや新たなリソースの発見につながります。
分析に利用するデータ
サーベイによるActiveデータと、メール、チャット等のオンラインのコミュニケーションのPassiveデータを利用して分析します。Active、Passiveいずれかのデータのみでも分析は可能です。
※ オンラインデータを利用する場合、会話などのコンテンツを参照することはありません。やりとりの回数からネットワーク図を作成します。
Active Data(サーベイ)
組織内メンバーに対するサーベイを実施し、その回答を用いて分析します。
(質問例)
Q: 仕事の目標を達成する上で重要な社内の人物を最大20人まで挙げてください。
Q: それぞれの人は、あなたにとってどのような存在ですか?(知識・活力・アイディア・ロールモデル)
Q: 5年後の社内の重要人物は誰ですか?
Passive Data(オンラインのコミュニケーションなど)
メール、チャット等のオンラインのコミュニケーションデータを利用して分析します。
※ オンラインデータを利用する場合、会話などのコンテンツを参照することはありません。やりとりの回数からネットワーク図を作成します。
データの取り扱いについて*
Linc arc/リンカクで取り扱う情報の取り扱いについては、コーチ・エィのプライバシーポリシーをご確認ください。
Organizational Network Analysis(ONA:組織ネットワーク分析)とは
組織ネットワーク分析(Organizational Network Analysis)は、コミュニケーション、組織内の情報やコミュニケーションの流れなどを視覚化する構造化された手法です。People Analyticsに代表される分野の一つで、個人よりも組織、ネットワークにフォーカスした分析対象を主とします。類似する分野にSocial Network Analysisなどがあります。
可視化されるネットワーク例
-
Collaborationコラボレーション
-
Friendship親しさ
-
Trust信頼
可視化されるネットワークはCollaboration Network, Communication Networkなどがあり、元データにより何を可視化するかが変わります。
代表的なネットワークロール
Connector コネクター
クラスタの中心に出現し、直接的繋がりを数多く持つ人を指します。組織の中心人物であり、グループのハブとみなされることも多い存在です。グラフ理論における次数と近接中心性が高いnodeを示しています。
Broker ブローカー
繋がっていない人々の橋渡しとなる人を指します。グループ全体を繋げたり、孤立した人々を結び付けています。組織に対してプラスにもマイナスにも大きな効果を発揮するポジションです。別の名前ではbridge builder、boundary spannerやgatekeeperなどとも呼ばれます。グラフ理論における媒介中心性が高いnodeを示しています。